子供を脅威から守る

この春から娘が小学校に入学するのですが、ここで心配なのが通学です。

何が心配なのか・・・。

一つは交通事故。

そしてもう一つは犯罪に巻き込まれること。

今までは、幼稚園に通っていたのですが園まではバスで通っていたので交通事故の心配はあるものの犯罪へ巻き込まれる可能性は大分低かったです。

ところが、小学校は登下校ともに子供自身で通う必要があります。

当たり前ですが、親子で登下校している小学生を私は知りません。

なかには諸事情でそんな方がいるかもしれませんが・・・。

まあ、うちはそんな過保護ではないし、それでは子供のためにはならないです。

ただ、この国は一見すると平和ではあるものの犯罪ゼロの国ではありません。

むしろ誘拐監禁、猟奇殺人といった凶悪犯罪が絶えない国です。

といってもそれに遭遇する確率はどれほどだろうか・・・わかりません。

可能性がゼロでない以上は子供が自分自身で危険を察知して対応しなければいけません。

でも、子供が危険を察知して対応するなど・・・出来るのだろうか。

交通事故は交通ルールを教えてあげればいい。

でも、犯罪の類は教えても難しい・・・。

交通事故はクセをつければ防げるかも・・・

子供は危機管理能力が希薄です。

それゆえに曲がり角で自転車やバイク、車に遭遇するとは思ってません。

そのため、散歩などで小さい頃から繰り返し覚えさせる必要があります。

癖になる程に反復して教えることで危険を回避できるようになるかもしれません。

100%防げるとは言い切れませんが・・・。

そもそも危険を回避することは、過去の経験から推測することでようやくなんとかなるものです。

でも、子供はそもそもの経験が少ない。

そのため、推測、予測といったものが出来ません。

経験がないなら、教えてあげるしかありません。

でも、教えられてもピンとはきませんよね・・・経験のない子供ですから。

それでも、繰り返し繰り返し教えるしか方法はありません。

事故を経験させるのは生死に関わることですからね。

車道に出ないこと。

動くバイク、車は危険であること。

自転車は歩道を平気で走るのである意味バイクや車より危険ということ。

信号無視はしない、たとえ大人がやっていても真似しない。

このような基本的なことに気をつけられるようになれば交通事故に遭う確率は少なくなるでしょう。

ただ、それでも暴走車、脇見運転、居眠り運転などの事故に巻き込まれる可能性があるので安心は出来ません。

でも、これは気を付けていても防ぐのが難しい・・・なので車両側が気をつけてほしいものです。

余談になりますが、車の無謀運転をする人がたまにいます。

ドライビングテクニック・・・ドラテクを披露したいのか知りませんけど、公道を走る上ではあれほど見るに耐えない運転はありません。

公道を走るときは、ドラテクよりも交通ルールを守って走る方がよっぽど優れたドライバーだと思います。

余談でした。

さて、交通事故に関してはなんとか防げる方法があるとして犯罪の類はどうなのか・・・。

犯罪を犯すのは普通の人・・・

よく「怪しい人には気をつけなさい」と言いますが・・・。

目に見えて怪しい人ってそうそういません。。。

犯罪を犯すのはどこにでもいる普通の人間です。

つまりは大人でも見分けることは難しい。

それを子供が見分けるなど不可能ではないでしょうか。

よほど直感が優れていればいいのですが・・・。

じゃあどうすればいいのか・・・。

徹底するとしたら、たとえ知っている人に声をかけられてもついていかない。

挨拶程度は許容できるでしょう。

でも、どこかへ行こうという誘い文句は知り合いだとしてもついてはいかないということを徹底させる以外にない・・・。

極論ですが、親戚ですら安心できない可能性があります。

流石に親族を疑うような殺伐とした感じは嫌ですけど・・・。

まあ、とにかく徹底するのは、登校中であれば真っ直ぐに学校へ行く。

下校中は寄り道せずに一旦家に帰ること。

帰ってから遊びに行かせるようにする。

下校時は特に、慣れた道以外で帰ることはダメだと教えること・・・。

そして、親を含めて人気(ひとけ)のない場所を把握しておくこと。

過去の誘拐事件での手法は人気のない場所に誘い込んで連れ去ることが多い。

当たり前だけど、人には見られたくないですからね。

なので、通学路で人気のない場所を把握しておくこと・・・そこに近づかないように教えること。

あとは、子供が違和感を感じることが出来ればいいのですが・・・。

「あれ? この場所は危ないかなぁ??」 という違和感を感じることが出来れば幾分かマシになります。

でもこの違和感も、経験からくるものがあるので小学校低学年では難しいかもしれませんが・・・。

ここまで書いてなんですが、心配しすぎるのは良くないと思います。

これが過度になると子供を縛るだけですからね。

でも、見守るという意味ではこういった事を親が気をつけておくのは悪い事ではないと思います。

手法を知ることも守ることになる

先にも書きましたが、この国は犯罪ゼロの国はでありません。

時に子を持つ親としては、誘拐や監禁といった犯罪から子供を守ってあげないといけません。

守るには犯罪を知ることも必要です。

過去の犯罪はどのような経緯で行われたのか。

特に誘拐はどうやって行われたのかをしれば対策を打つこともできなくはないでしょう。

1988年~1989年に発生した東京・埼玉幼女誘拐殺人事件で犯人の宮崎勤が使った手法は実に巧妙です。

ここでその手法を紹介はしませんが、調べてみるのもいいと思います。

子供を相手に大人が考え抜いた誘拐は、実に怖い。

出来れば、地域ぐるみで子供を見守るという状況を作りだせればいいのですが・・・。

そもそも近所付き合いというのも希薄になってきた現代です。

大丈夫だと思うのもいいですが、危ないという意識も必要だと思います。

対策を打っても100%防げない。

でもだからと言って、対策を打つことは無駄ではないです。

子供を守ってあげましょう。

子供には楽しい学校生活をおくってもらいたい。

まっ!学校生活には学校生活で・・・いじめとか面倒なことがありますけどね。

 

ここまで読んで頂きありがとうございます。

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