今回、私がツーリングで向かったのは大分県の国東市。
なんか宝くじ運が上がると言われる縁起のいい神社があるということで向かいました。
3月上旬でしたが、この日は風が強くてとても寒かったです(笑)
もくじ
富がやって来ると書いて富来神社!
今回上がらせていただいたのは、国東市にある「富来神社」。
名前が素敵ですよね。
富が来ると書いて富来です。
この辺りの地域の名前のようですね。
この富来神社の前を走る道は、開運ロードとみくじ(富来路)と呼ばれています。
東の富来港から西に向かって文殊仙寺というお寺をつなぐ約10キロの道です。
この10キロの道にも意味があり、10キロは10 x 1000メートルです。
10(とう) と 1000(せん)で当選になるということから宝くじが当選するって言われているそうです(笑)
面白いですよね。
到着したのはお昼頃です。
神社には駐車場も完備されており、神社の脇の細い道から入ると駐車場にいけます。
私はバイクなので、止められるスペースが少しであればいいのですが、十分な広さのある駐車場なので、比較的大きな車も平気だと思います。
駐車場に参拝順路と「開運おみやげ店」のご案内という看板がありますので、ご覧になってから参拝されるとスムーズかもしれません。
牛頭宮と八坂神社の鳥居
正面の鳥居から参拝に上がらせていただきます。
表参道の鳥居は2つ。
神額には手前から、「牛頭宮」、「八坂神社」と続きます。
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こちらが一の鳥居となる牛頭宮の鳥居。
形は石造りの明神鳥居です。
続いて二の鳥居となる八坂神社の鳥居。
同様に石造りの明神鳥居です。
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神額の文字からも分かる通りですが、こちらの御祭神は「素戔嗚尊」です。
御祭神や御神徳については、後ほど。
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手水舎は吐水龍
二つの鳥居をくぐって、左手に手水舎があります。
こちらの手水舎は、吐水龍ですね。
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猛々しい龍の吐水口。
手水舎の水盤に水を送る役目をしているところを吐水口とよばれ、龍を形取ったものを吐水龍と呼びます。
神社ごとに違うのでチェックしてみてください。
有形文化財に指定されている神門
身を清めたら、いよいよ境内に入りますが、入り口には神門があります。
神門の扉には、左右に見事な彫刻が施されてます。
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神門_右扉
神門_左扉
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また神門を見上げると恵方盤や龍の彫刻もぜひ見てみてください。
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恵方盤と龍の彫刻
こちらに参拝の際は、隅々まで観察してみてください。
美しい彫刻は鳥肌ものですよ。
境内と拝殿
境内に関しては、そこまで大きくはありません。
落ち着いた雰囲気で、とても素敵な場所です。
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拝殿でお参りなのですが、初見だとちょっと戸惑います。
なんせ、お賽銭箱と本坪鈴が拝殿に上がったところにあるからです。
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靴を脱いで拝殿に上がらないとお賽銭を納めることができない。珍しいスタイル。
大体の神社だと、拝殿前に設置されているところが多いと思うのですが、このタイプの神社は正直初めて。
神職の方も見当たらないので、聞くとこともできず(笑)
怒られるかなぁ〜と恐る恐る靴を脱いで上がらせていただきました。
そしてお賽銭を納めて、参拝を済ませました。
ただ、この参拝方法で合っているらしく、お札や御朱印(書き置き)も拝殿の右手に置かれており上がらないといただくことができません。
私の後に続く参拝客も同じように上がっていたので、これがこちらの参拝方法なのでしょう。
神仏習合と富来神社の御祭神について
富来神社の御祭神についてです。
先ほどちらっと書きましたが、御祭神は「素戔嗚尊」です。
仏教では祇園精舎の守護神である牛頭天王。
そのため、鳥居の神格に牛頭宮と書かれていたんですね。
国東半島においては、六郷満山という神仏習合の文化があります。
牛頭宮の神格といい、山門のような神門といい、神仏習合を彷彿とさせてくれます。
御祭神:素戔嗚尊
素戔嗚尊については、言わずもがなかもしれませんが一応少しだけ。
伊弉諾命が黄泉より戻り、禊をした際に生まれた三貴子または三貴神と呼ばれる神様の内の一柱です。
三貴子には他に天照大御神、月読尊という二柱の神様がおられます。
素戔嗚は荒くれ者という印象がある神様ですが、その通りで天照がおさめる高天原においての素行の悪さから、葦原の中つ国(地上)へと追放されます。
その後、八岐大蛇を討ち取ったり、根の国を納める神様となっています。
御神徳としては厄除けで有名です。
京都の八坂神社を総本社として、全国の八坂神社、八坂社にお祀りされている神様になります。
こちらの富来神社は、その素戔嗚尊の御神徳にあやかることができ、さらに富が来ると言われる開運もできる運気が爆上がりする神社です。
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運気が爆上がり「運玉唐獅子」
運気が爆上がりする理由はもう一つあります。
これから紹介する「運玉唐獅子」です。
本殿への参拝の後に、本殿東側から垣の中に入ることができます。
この垣の中に置かれている唐獅子が運気をあげるパワースポットです。
垣に入るとまず目に付くのは、子連れの獅子。
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子連れ唐獅子。
よく見ると子を連れています。写真ではわかりずらいですね(笑)
こちらは雄の獅子とのこと。
そして、ぐるりと本殿をまわり込んで、西側へ行くと今度は大きな玉に前足をのせた獅子がいます。
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この獅子のもつ大きな玉こそが、運玉です。
とりわけ大きな運玉で、全国でも珍しいのではないでしょうか。
たくさんの幸運が詰まって大きくなっているのだと思います。
触れることができるので、ぜひ開運を願ってスリスリしてみてくださいね。
垣の中にも境内社
本殿の垣の中には2社の境内社も鎮座しています。
東側の境内社は、何の神様か良くわかりませんでした。
ただ、龍の彫り物が印象的です。
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見事な龍の彫刻が施されている境内社。
祀られている神様が分からず説明ができないのが申し訳ないです。
神職の方に取材できればよかったなぁ。
西側の境内社は幟旗にえびす神と書いてありました。
こちらの境内社は幟旗があり、「えびす神」と書いてありました。
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こちらも、開運の神様なので、運玉唐獅子と合わせて参拝されるといいと思います。
祈りの祠と石の祠の境内社
さてさて、垣から出て、また境内に戻ります。
今度は、祈りの祠と呼ばれる遥拝所へ上がります。
こちらも、文字通り靴を脱いで上がり、祈りを捧げる場所となります。
たくさんの絵馬が奉納されているのも印象的です。
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こちらが祈りの祠
写真にゴーストが映り込みました。
もしかしたら、祠に祀られている祓戸の神様が姿を見せてくれたかもしれません。
ラッキーです。
こちらが祈りの祠の内部。
お祈りを捧げるスペースがありますので心を落ち着けてお祈りされるといいかもです。
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こちらの祈りの祠には、祓戸の神として瀬織津比売神、速開都比売神、気吹戸主神、速佐須良比売神賣の四柱の神様がお祀りされています。
こちらもぜひ上がっていただいて、お祈りを捧げてみてください。
他にも、境内にはいくつか境内社があります。
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写真向かって右から生田目八幡、五十鈴社、日月社、金毘羅社、稲荷社と並んでします。
こちらも右から天満社、厳島社となります。
天満社と厳島社は、池に囲われたところで細い石橋を渡ります。
下手すると池に落ちるのでバランス感覚に自信のない方は、その手前で手を合わせるといいかもしれません。
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それぞれ、お参りされてもいいですし、気になった境内社にお参りしていいかもです。
最後は「開運とみくじみやげ店」
一通りお参りを済ませた後は、気になっていた「開運おみやげ店」に行ってみました。
参道に向かって右側にお店はあります。
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とみくじと書いてあるので宝くじも売っているのかと思いきや、宝くじは取り扱っていないそうです。
こじんまりとした店内に、開運グッズがたくさん置いてあります。
多いのは招き猫でしょうか。
可愛らしいものから、大きなものまで多彩なラインナップです(笑)
他にも龍の置き物、パワーストーン、がま口財布などなど色々とあるので覗いてみてください。
終わりに
今回は、大分県国東市にある富来神社に上がらせていただきました。
厄除けと開運という御神徳にあやかれる神社で、宝くじ運が爆上がりするといわれる開運神社。
とても素敵な神社ですので、機会があればぜひ参拝に上がってみてください。
もしかすると、開運パワーで大きなご利益があるかもしれませんよ。
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