福岡県には、約3400社の神社があります。
これは全国でも三番目に多い数。
そんな福岡県の神社巡りを楽しみながらやらせていただいております。
今日は、福岡県太宰府市に鎮座する天開稲荷神社について書いていきたいと思います。
この記事が、神社参拝のきっかけになれば幸いです。
もくじ
九州最古の稲荷社
私が一番好きな神社のひとつが稲荷神社です。
縁あって今回太宰府天満宮に参拝に上がらせていただいたのですが、やはり天満宮に来たのであれば福岡でも随一と言われるパワースポット「天開稲荷神社」は外せません。
この天開稲荷神社は、九州最古の稲荷神社と言われています。
遡ること鎌倉時代末期に京都伏見稲荷大社より御分霊を賜り、お社にお祀りしているそうです。
鎌倉時代末期となると、西暦1330年ごろでしょうか。
この記事を書いているのが2024年になるので、詳細な年数は分かりませんが約700年の歴史があることになります。
最古というだけあって、なかなかに歴史の重みがありますね。
さらに、神社の名前「天開」というのもすごいですよね。
天に開かれた稲荷神社・・・パワースポットと呼ばれるのも分かります(笑)
天開稲荷神社の御祭神
京都伏見稲荷大社より御分霊を賜っているので、御祭神は言わずもがな。
なのですが、私の推しの神様でもあるのでご紹介しましょう(笑)
御祭神は「宇迦之御霊神(ウカノミタマノカミ)」
言わずと知れた稲荷神です。
稲荷神社と聞くと狐の神様だと思っている方もいらっしゃいますが、狐はあくまで神の使い「神使(しんし)」になります。
稲荷神社についての詳しい記事はこちらで書いていますので、興味があればご覧ください。
「稲荷神社〜庶民にもっとも親しまれている神様〜」
天開稲荷神社までの道のり
鎮座されている場所は太宰府天満宮本殿の裏手より、しばらく行った場所。
お石茶屋というお茶屋さんより、さらに奥に進みます。
案内が出ているので、それを頼りに進んでみてください。
![](https://yu-ro1108.com/wp-content/uploads/2024/06/4fec00b8a9d79ff8700667aec2e2f348-scaled.jpg)
Googleマップだとこちらになりますが、分かりずらい(笑)
辿り着くまでに、幾つもの鳥居をくぐります。
京都の伏見稲荷大社の千本鳥居とまではいきませんが、それでも稲荷神社らしい鳥居の数です。
![](https://yu-ro1108.com/wp-content/uploads/2024/06/7966bae78213db11914ad7af893f8431.jpg)
また、平地ではなく軽く登山になるので、夏場はとにかく汗だくになると思います。
夏に参拝される場合は、水分補給と虫除け対策を忘れずに。
最初の鳥居からは先は、幾つもの鳥居とのぼり旗があるので、道に迷うことはないと思います。
境内・お狐様・お社
長い道のりの果てに現れるのが、天開稲荷神社の境内です。
![](https://yu-ro1108.com/wp-content/uploads/2024/06/2f984595236e5abdadf54779856b2434-scaled.jpg)
ちなみにここに至るまでに、お狐様は見当たりませんでした。
お狐様は、お社を正面に見て、左側奥の奥の院への入り口に2体、そして右奥の鳥居に2体いらっしゃいます。
![](https://yu-ro1108.com/wp-content/uploads/2024/06/f4205a7fc8c643dc3b86b8c5b1e653d7.jpg)
![](https://yu-ro1108.com/wp-content/uploads/2024/06/cfa8b3e1fa50b36f2dba85e72feba21e.jpg)
![](https://yu-ro1108.com/wp-content/uploads/2024/06/f0308bfe75b6c067c52570f5a42e4fd6-scaled.jpg)
お社は何度か建て替えられているのでしょうか。
流石に700年の歴史がありますし、基礎部分はコンクリートになっています。
印象としては、シンプルなお社です。
切妻造になるんですかね。
御神水とパワースポット「奥の院」
神社に参拝に上がったならば、隅々までじっくりと周っていただくとより楽しめると思います。
本殿に参拝して踵を返して、すぐに帰るのはもったいない。
ここ天開稲荷神社も、例外ではありません。
境内にある御神水「天開水」
![](https://yu-ro1108.com/wp-content/uploads/2024/06/40d9d61f10a25d9814d49ea67007d99f-scaled.jpg)
天開水と書かれています。
蛇口をひねると水が出てきますので、それをペットボトルなどに汲んで行く人も多いです。
普通に飲料水として飲めるものですけど、気になる場合は・・・小銭でも洗ってみましょう。
ただし、使用したらしっかりと蛇口を閉めましょう。
福岡県内でも有数のパワースポット天開稲荷神社の「奥の院」
天開稲荷神社に参拝に上がったならば、お社の裏にある「奥の院」に足を運びましょう。
動画を撮ってみましたが、10MBに抑えないとアップできないので無理くり編集です(笑)
奥の院といっても、本当にすぐ近く。
石の祠が奥の院です。
祠に入ると、圧迫感を感じるかと思いましたが、そんなことはありませんでした。
むしろ、瞑想をしたくなりました・・・が、そんなことしたら迷惑なのでご縁ができたことのお礼をお伝えして出てきました。
胎内を感じるというのか・・・不思議な場所でした。
終わりに
九州で最も古い稲荷社といわれる「天開稲荷神社」
とても素敵な神社でした。
太宰府天満宮にはたくさんの境内社がありますが、天開稲荷神社はまた特別な雰囲気のある神社です。
おすすめの参拝時間は参拝客の少ない朝の早い時間帯です。
私が参拝に上がったのは、朝7時。
お陰様でゆっくりと参拝することができました。
参拝後に大宰府天満宮境内に戻り、お守りを受けることに。
天開稲荷神社の授与所は天満宮の楼門を入り、左手前にあります。
午前9時以降にお守りが並びますので、それまでは待ちです。
![](https://yu-ro1108.com/wp-content/uploads/2024/06/f075b523469ec2e0070f21c6b62df339-scaled.jpg)
![](https://yu-ro1108.com/wp-content/uploads/2024/06/0e8ff498c4bed88ccd58b721d8db5fa0-scaled.jpg)
天開稲荷神社のお守りと、そして大入守です。
大入守は特にお気に入りです(笑)
![](https://yu-ro1108.com/wp-content/uploads/2024/06/5a7fa3708a11374896cb51d5ac1c45f8-scaled.jpg)
大入守は、2種類あって、受けたのは小さい方です。
もう一つは、もっと大きなもので3倍くらいありますよ(笑)
それでは、またどこかの神社を巡ってご紹介したいと思います。