弊立神宮〜町中の神社にあやかり隊vol.26〜

九州には有名な神社がたくさん鎮座しています。

そんな九州の地にあり、注目を集めている神社をご存知でしょうか。

九州の中心地にあるその神社は、起源を1万5000年前に持つとされ日本最古の聖地と言われています。

「弊立神宮」

それが今回参拝に上がらせていただいた神社です。

詳しく紹介しているブログもありますが、せっかくなので私も書かせていただきたいと思います。

それでは、町中の神社にあやかり隊vol.26「弊立神宮」いってみましょう!

弊立神宮へのアクセス

まずは、弊立神宮へのアクセス方法です。

神社周辺には駅やバス停がないため、公共交通機関は利用できません。

必要なのは「車・バイク」になります。

山都通潤橋インターチェンジから車・バイクで国道218号を五ヶ瀬方面へ約30分の距離です。

駐車場は国道218沿いの両側にあります。

台数は40〜50台ほどは停められる感じです。

弊立神宮の御祭神

御祭神については、由緒に書かれている神様を記載しているが、どういった神様なのかは私が調べたものです。
そのため、神社との解釈が異なるかもしれません。

神漏岐命カムロギノミコトカムロギは男の神様。
大祓詞や天津祝詞に名前が出てくるのだが、古事記には登場しない神様。
どういった神様なのかは不明である。
神漏美命カムロミノミコトカムロミは女の神様。
同じく大祓詞や天津祝詞に名前が出てくるのだが、古事記には登場しない神様。
どういった神様なのかは不明である。
大宇宙大和神オオトノチオオカミ至高神の一柱みたいだが、これまた古事記には登場しない神様。
天之御中主大神アメノミナカヌシオオカミ別天津神であり造化三神が一柱にして、最高神。
古事記の冒頭に登場はするものの、それ以降は登場しない。
神仏習合では妙見菩薩と習合されている。
天照大御神アマテラスオオミカミ伊弉諾尊の禊から生まれた三貴子が一柱で最高神。
日本における総氏神となる神様である。
女神とされているが、性別が明記されている書物はない。

また境内社に祀れれている神様はこちら。

東の宮風の宮大神
雨の宮大神
火の宮大神
天兒屋命アメノコヤネノミコト
大野神社應神天皇
健磐龍命タケイワタツノミコト
水神宮(西の宮)水波龍賣神ミズハノメノカミ
日子八井命ヒコヤイノミコトコ
東御手洗社北辰妙見(天之御中主大神)

弊立神宮の参道

一の鳥居になるのかな?
国道218号沿いに面している参道の入り口です。
木製の鳥居。
形的には明神鳥居となるのでしょうか。

参道へ続く登り階段。
登るのはキツくはありませんが、結構段数はあります。
上りきる直前の左側に手水舎があります。

登り階段の途中にある灯籠に掘られている彫刻。
七福神の彫り物です。

登り階段途中の左手の道にある石灯籠。

奉納品であると思いますが、刻まれている年号に明治と刻まれているものもあります。

歴史を感じさせてくれますね。

弊立神宮の社殿・境内社

次は弊立神宮の社殿や境内社について。
これも私の主観で書いています。

拝殿

こちらが、拝殿。

裏手には本殿があります。

社殿は特別感はありませんが、雰囲気は落ち着いた感じです。

社殿ではありませんが、気になったのは写真の手前に写っている灯籠。
干支が描かれています。
彫刻ではなく、焼印のような感じに見えました。

境内社

東の宮

風・雨・火の宮大神、天兒屋根命を祀っているようです。

鳥居は神明鳥居のようです。

次に大野神社。

應神天皇と健磐龍命が祀られています。

こちらも鳥居は神明鳥居みたいですね。

こちらは水神宮(西の宮)

水波龍賣神と日子八井命を祀っています。

これまた鳥居は神明鳥居ですね。

最後に東御手洗社。

北辰妙見を祀っているそうです。

これも神明鳥居です。

境内社は全て神明鳥居でした。
他にも伊勢の内宮、伊勢の外宮と名のついた遥拝所のようなところが設けられていましたが、鳥居は神明鳥居でしたね。

国道沿いの大きな鳥居は明神鳥居だったので、そちらは何か意図があるのでしょうか。
この辺りは、不思議です。

弊立神社の見どころ

神社の見どころといえば、社殿や社殿に施されている彫刻などですが弊立神社は他にも見どころが色々とあります。

天神木「高千穂」

高千穂という名を冠した御神木、否、天神木だそうです。

元は大きな立派な神木だったようですが、台風の影響で倒れてしまったようです。

ただ、残った株から新たに木々が天へと伸びています。

生命の力強さを感じることができる場所かな。

周りを見ても太い幹の杉がたくさん生えています。

植物が力強いということは、水がいいんでしょうね。

いくつもの巨杉

弊立神宮の境内には、本当に見事な杉の木がいくつもあります。

パワースポットとはよくいったものですが、確かに清々しい空気に満ち溢れていました。

東御手洗社へと続く道に根付いている大きな杉。

双子杉、五百枝裏杉いおえうらすぎと名前がついていました。

裏があれば表もあるってことで。

こちらは五百枝杉いおえすぎ

いずれも、力強く立派な杉の木でした。

東御手洗社へ向かう道にある杉は、道に根が這い出しているので踏みつけないように歩くのが大変です。

八大龍王が鎮まる池

東御手洗社へ足を運ぶと、そこには池があります。

参拝に上がった日の前日に雨が降っていたので、池の水は少し濁っていました。

普段はもっと綺麗なのかな?

池にはこんな立て看板もありました。

この池は太古より
八大龍王様の
鎮まる聖域です。
この幸せの
水玉の池を
未来永劫まで
正常に保つため
皆様のご協力を
お願い致します

 八大龍王様の鎮まる池だそうです。

八大龍王となると法華経に登場する八体の龍王になると思うのですが、仏教との繋がりでもあるのでしょうか。

今回は行っていませんが、聖徳堂というお堂もあるようです。

境内にはお地蔵様もあることから仏教色の何かが入っているのかなぁ。

終わりに

私は、スピリチュアルなことは好きですが、霊感などの第六感は持ち合わせていません。

なので、この地にはものすごいパワーがあるとか強い気を感じるってことはないです。

パワースポットと呼ばれるような場所でも、殆どの場所では何も感じません。

ただ、緑豊かな神社に上がらせていただくと、意識が研ぎ澄まされていく感じがします。

九州にはいくつか、そんな神社があるのですが弊立神宮もその一つになりました。

弊立神宮がある場所は、少し足を延ばせば宮崎県の高千穂も近い場所です。

九州の地で、神話に一番近い土地なのかもしれません。

本当に素敵な神社でしたので、ぜひ機会があれば参拝に上がっていただければと思います。

それではまた。

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