おはこんばんにちわ。
ユウロウです。
ユウロウの日常日誌へお越しいただき、ありがとうございます。
福岡にラーメン屋は数あれど、つけ麺をメインで出しているお店は意外と少ない。
今回は、そんな福岡の数少ないつけ麺屋に行ってきたお話。
というかレビュー記事です。
がんつけというお店
今回訪れたのは、福岡市中央区天神3丁目にある「つけ麺専門 がんつけ 天神店」です。
元々は福岡県筑紫野市二日市に2018年に誕生したお店。
その後、福岡市中央区春吉に2号店となる春吉店をオープンするも、2022年3月下旬にテナントに入っていた建物の取り壊しのため、一時閉店。
そして、移転先となる天神店は、2022年9月にオープンしています。
本店となる二日市店に関してはInstagram情報によると2021年9月ごろから休業しているみたいです。
二日市店に関しては、オープンしたばかりの頃に一度だけ行ったことがあります。
福岡で「美味しい」つけ麺が食べられるのは、天神南にある「兼虎」だけでした。
そのため、福岡市から少し離れているとはいえ、つけ麺の専門店が二日市にオープンしたことは、とても嬉しく思ったのを覚えています。
今回、初となる天神店ですが、提供されているのは、もちろんつけ麺です。
そのほかに、油そばがラインナップされていました。
お店の雰囲気(お昼時)
天神店にお邪魔したのは、12時40分ごろでした。
店内はL字のカウンターで10席のみ。
すでに、全ての席は埋まっており、食券を買ってしばらく待つことに。
※待ったのは5分ほどでした。
店内は、シンプルな作りで、シックなイメージ。
清潔感があり、女性でも入りやすいと思います。
お昼時でしたが、スタッフは2人のみ。
席数が10席のため、2人でも回しやすいのかもしれません。
メニューもつけ麺3種類と油そばというラインナップなので、オペレーションが複雑というわけでもなさそう。
スタッフさんは、とても感じがよくて、元気のある接客で好印象でした。
席に通されたのでカウンターチェック
食券を買って待つこと5分。
意外とすんなりと席につくことができました。
席についたら、お水をコップに注ぎます。
セルフサービスなので、カウンターにおいてあるコップに自分で注ぐスタイルです。
お水を一口飲んで落ち着いたところで、カウンターの上をチェックしていきます。
ダークブラウンのカウンターには、味変用のアイテムがいくつかあります。
刻み玉ねぎ、刻み生ニンニク、煮干し酢、ブラックペッパー。
ニンニクが置いてあるのは、私的には好印象です。
つけ麺のスープにニンニクを入れて啜るのが好きなので。
そして、「美味しいお召し上がり方」という指南書が置いてありました(笑)
これは、つけ麺初心者には嬉しいかもしれませんね。
注文したのは黒つけ麺
私が注文したのは、黒つけ麺という品。
大盛りの400グラムで1100円という値段設定。
最近は、このくらいの値段設定が普通になってきましたね。
席について、待つこと10分くらいでしょうか。
登場した黒つけ麺は、インパクト十分なビジュアルと麺の量でした。
全粒粉の麺にふりかけられているのは、フライドオニオン。
麺も極太で、角が立っており弾力があるのが見た目にもわかる感じです。
スープには黒い油・・マー油がかかっており、パンチのありそうな雰囲気を漂わせています。
では、実食です。
指南書には、最初はそのまま麺だけでと書いてありましたが、いきなりスープにダイブさせました。
マー油の香りが食欲をそそっていたので、ダイブせざるをえませんよね。
一口目をズルズルと啜ると、とろみのあるスープが麺に絡んでクリーミーなとんこつの味が口に広がります。
麺は思った通り、もっちりというか、弾力があり、歯を跳ね返さんばかりです。
これはかなりの食べ応えを得られる麺だと思います。
スープも程よいトロミにマー油の香りが効いており、マイルドなとんこつスープという感じ。
魚介とんこつみたいですが、とんこつを強く感じました。
通常のつけ麺は魚粉が乗っているようなので、魚介ととんこつのバランスがよくなるのかもしれません。
次にスープの具材をみていきましょう。
具材は、糸唐辛子、極太メンマ、厚切りチャーシューの3種類。
糸唐辛子は彩りかな。
極太のメンマは、程よい硬さが残っており、歯触りがよくて、美味しい。
厚切りのチャーシューは、少し塩味が強い感じでしたが、これも美味しいです。
二つとも厚さがあるので、食べ応えがあります。
焼き石投入・・・そして味変
麺を半分ほど食べたところで、指南書にしたがって、スープを再加熱するために焼き石を注文。
本当に焼いた石が出てきました(笑)
スタッフさんが火バサミでダイレクトにスープの器に焼き石を投入します。
立ち上る湯気、ブクブクと湧き立つスープ。
焼き石で再加熱というのは、ある種のエンターテイメントかもしれません。
面白いです。
また厚さを取り戻したスープに、卓上の煮干し酢をひと回しかけます。
これも指南書通り。
そして、残りの麺をスープにつけてラストスパートです。
煮干し酢が加わったスープは、見事に味変されており、さっぱり感がプラスされました。
400グラムという麺は、途中から少し飽きてくる量なので、この味変はありありです。
ちなみに、大好きなニンニクは早々に投入しております(笑)
〆のスープ割でフィニッシュ
麺をあれよあれよという間に食べ終わり、つけ麺の〆はやっぱりスープ割です。
ごはんを投入して、〆る人もしますが、私は断然スープ割。
だって、麺をたらふく食べた後に、またごはんは苦行ですので(笑)
スープ割は、ポットを置いてくれているので、そのポットのスープを注ぎます。
量はお好みで。
そして、このスープ割にも嬉しいポイントがありました。
スープに柚子を効かせてあったのです。
〆に爽やかな柚子の香りが効いたスープが体に染み渡ります。
煮干し酢の酸味も相まって、本当に美味しいスープ割で飲み干してしまいました。
明日はむくむなぁ(笑)
終わりに・・・
がんつけ天神店に初めて行ってみました。
関東系の濃厚なつけ麺を食べられる数少ないお店。
個人的にですが、九州全域で本当に美味しいつけ麺を提供しているのは、福岡市中央区天神にある「兼虎」と熊本市南区にある「サキマサ」の2つだと思っています。
そこに、この「がんつけ」を加えてもいいと思いました。
つけ麺を提供しているお店自体は割とあります。
ジャンルも濃厚魚介系やさっぱり醤油系(大勝軒のような)と様々です。
でも、美味しいと思えるお店は少ない。
ただ、とんこつラーメン王国である福岡で、つけ麺を食べられるお店がどんどん増えることは嬉しいことです。
これからも、他店と切磋琢磨して進化して欲しいと思います。
ごちそうさまでした。
今回ご紹介した「つけ麺専門 がんつけ」の公式サイトはこちら。
最後まで、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。
ここまで読んでいただいた方に、溢れんばからりの幸せが訪れますように。