町中の神社にあやかり隊として今回参拝にあがらせて頂いたのは大分県中津市に鎮座する神社。
雲八幡宮。
変わった名前の神社だなぁ〜と思って数年前から気になっていた神社でした。
そんな雲八幡宮にようやく参拝にあがれましたという話です。

千年以上の歴史を誇る雲八幡宮
雲八幡宮が現在の地に鎮座されたのは、天延元年である西暦973年になるそうです。
今年が2025年なので、1052年もの歴史を誇る神社。
ただ、その起源はさらに歴史を遡り西暦703年(大宝3年)になります。
この年に神功皇后は腰掛けたとされる石から七色に輝く雲が立ち登り神様が現れたと言われているそうです。
とても長い歴史を歩んできた雲八幡宮ですが、どんな神様が祀られているのでしょうか。

雲八幡大神(くものやはたのおおかみ)
御祭神は、雲八幡大神と呼ばれている三柱の神様。
- 応神天皇
- 神功皇后
- 大山積神
ここに造化三神が一柱である「天御中主神」を含めた4柱の神様がお祭りされています。
雲八幡宮という社名から、応神天皇、神功皇后は想像できたんですけどね。
二つの境内社
境内には本殿のほかに、二社の境内社が鎮座されています。

こちらは稲荷社。
両脇に力強く立っている巨大な杉の木が目を惹きます。

こちらが祇園社。
お社の手前に鬼の面と獅子の面が置かれています。
鬼は牛頭天王なのだろうか。
また、本殿に向かって右隣には招魂社もありました。
境内に目立つ河童たち
私が雲八幡宮で気になったのは、河童たちです。

最初に目に飛び込んでくるのが、参道の両脇の河童像。
これは、阿吽の河童です。
右の「あ」の河童は右手に軍配を左の「うん」の河童は右手に胡瓜も持っています。
胡瓜は河童の好物で有名なんですが、軍配の方はなんだろうって思いますよね?
実は河童は相撲が得意なんですって。
それを表しているのがこちらの像。

小さい石像なんですけど、愛らしい河童が相撲を取っています。
可愛いですよね(笑)
他にも小さな河童の石像があるので見つけてみるのも面白かもしれません。
そして、手水舎では河童が水浴びをしています。

桜の花びらが浮く中での水浴びは気持ちがよさそうですよね。
最後に
とても魅力あふれる雲八幡宮。
境内の木々も力強くて、清らかな空気が流れていました。
早朝なら、もっと凛とした空気に包まれていてより素敵なのだと思います。
車やバイクなどの足が必要な場所ではありますが、ドライブ・ツーリングなどで近くを訪れた際はぜひ参拝に上がってみてはいかがでしょうか。