塩屋神社〜最強金運神社のある島の氏神神社〜

前回の記事で、佐賀県唐津市高島に鎮座する宝当神社をご紹介しました。

今回は同じ高島に鎮座する島の氏神神社である塩屋神社にスポットを当ててみたいと思います。

高島では参拝に上がれば宝くじが当たると多くの参拝客が訪れる宝当神社が注目されがちです。

確かに参拝客から高額当選者を多数出している宝当神社の御神徳、御神威はすごいと思います。

ただ、その宝当神社に鎮まっている御祭神である野崎隠岐守綱吉命のざきおきのかみつなよしのみことが建立したのが塩屋神社となるのです。

そんな塩屋神社をスルーなんて、私には出来ません。

ということで、記事にさせていただきました。

よかったらご覧ください。

この記事でわかること
  • 塩屋神社とはどんな神社なのか
  • 塩屋神社の御祭神
  • 塩屋神社の雰囲気

塩屋神社とは

佐賀県唐津市高島の氏神神社とされている神社といえばそれまでなのですが、ちゃんと歴史があり親しまれてきた神社であることは間違いありません。

塩屋神社の御由緒

冒頭にも書きましたが、この神社は宝当神社の御祭神である野崎隠岐守綱吉命が建立した神社です。

建立された年は、1581年(天正9年)とあります。
島民と相談し、綱吉の祖先である「藤原鎌足」「藤原不比等」「藤原魚名」を御祭神として建立されたそうです。

そして、産土神として「大山祇大神」を合祀。
近代明治に入ると明治40年頃に天満神社の菅原道真を合祀。

現在の塩屋神社へと至っています。

塩屋神社の御祭神

御由緒のところで五柱の神様を挙げていますが、塩屋神社の御祭神は六柱の神様となります。

大山祇大神

ここ塩屋神社において産土神としてお祀りされており、主祭神となっています。
大山祇は日本の山々を統括する山の大神様です。
また、大海原の神、航海の神としても信仰されています。
木花開耶姫と磐長姫の父であることも有名ではないでしょうか。
総本社は愛媛県今治市の大山祇神社です。

須佐之男命

天照大御神、月読命と並ぶ三貴子が一柱。
塩屋神社にかかっている由緒書きには「須佐舘男尊」と記されている。
須佐之男命は厄災避けや災難除けといった御神徳がある。

菅原道真命

言わずと知れた学問の神様。
日本三大怨霊としても知られている神様です。

藤原鎌足命

藤原氏の始祖となる歴史上の人物。
大化の改新に登場する人物でも有名ではないでしょうか。
御霊を祀っている奈良県桜井市の談山神社が有名です。

藤原不比等命

鎌足の子(次男)。
実は天智天皇の落胤ではないかとの説もあります。
藤原氏繁栄の基礎固めをした人物。

藤原魚名命

不比等の孫にあたる人物。
順調に出世を果たした人物で政治的な力も得る。
しかし桓武天皇即位後に左大臣に昇進するが、その翌年に突然の罷免され太宰府への赴任を強要された。
死後にはその名誉は回復されており、左大臣の地位を贈られている。

以上、六柱の神様が塩屋神社の御祭神として祀られています。

御神徳については、由緒書きや略儀には書かれておりません。
しかし、主祭神である大山祇大神を中心に、それぞれの神様を鑑みると広い御神徳があると考えます。

塩屋神社の場所と雰囲気

塩屋神社は、島の中央にある標高170メートルほどの山の登山口に鎮座しています。

塩屋神社を望む参道入り口の写真
塩屋神社の鳥居の写真

宝当神社から案内板を頼りに進めば5分とかからず行き着くことができますよ。

そんな塩屋神社の雰囲気はというと、参道脇の草は刈り込まれており、狛犬も凛々しい姿をしています。

塩屋神社の境内の写真

そして、社殿ですがしっかりしたコンクリートで作られています。
当初は木造だったと思いますが、立て直しの時により堅牢にしたのでしょう。

塩屋神社の社殿の写真

参拝時は閉じてある引き戸を開いてお賽銭を納めてお参りします。
参拝後はちゃんと引き戸を閉めてくださいね。

宝当神社と合わせて参拝

さて、高島に訪れる最大の目的の多くは宝当神社へ参拝して金運を高めたいということでしょう。

ここ塩屋神社には、宝当神社へ参拝された方の一体何人が訪れるのでしょうか。
私が参拝に上がった時は、同じ船で渡った方の中でお一人だけ塩屋神社にも参拝されていました。

おそらく、ほとんどの方が宝当神社に参拝されたら満足して帰って行かれると思います。

ただそれは少し勿体無い。

ここ塩屋神社は宝当神社よりも先に建立され、高島の氏神神社です。

しかも、宝当神社の御祭神である野崎隠岐守綱吉命が建立した神社とあれば余計に参拝したいですよね。

宝当神社のみで踵を返すのは、綱吉命も寂しいなぁ〜と思うかもしれません。

さして時間のかかる距離でもありませんので、ぜひ塩屋神社にも参拝に上がられることをオススメします。

参拝に上がれば神様の御神威も高まり、より一層の御神徳にあやかれるかもしれませんよ。

小さな稲荷社

塩屋神社の側にはもう一社、鎮座されている神社がありました。

小さな稲荷社です。

由緒書きなどはありませんので、御祭神は不明。
稲荷社なので「保食神」か「宇迦之御魂神」か「倉稲魂命」になるのではと思います。

五穀豊穣や商売繁盛など、こちらも金運に繋がる御神徳で広く知られている神様です。

一応の手入れはされているようですが、場所が場所だけに蜘蛛の巣がはっていました。
まあ、蜘蛛も時間帯によっては縁起のいい生き物です。

巣を壊さないように、参拝させていただきました。
これが、ひどい荒屋状態であれば参拝を避けますが、定期的に手入れはされているようなので心配はないと思います。

最後に

前回に続き佐賀県唐津市高島に鎮座されている神社をご紹介しました。

周囲3キロという小さな島にある神社。

今回ご紹介した塩屋神社も、前回ご紹介した宝当神社もとても素敵な神社でした。

佐賀県唐津市を訪れた際に、もし時間があれば高島に渡り参拝に上がられるといいかもしれません。

その際は、島の方のご迷惑にならないように気をつけましょう。

訪れた皆様にご多幸がありますように。

宝当神社関連Webサイト:https://houtoujinja.jp/

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