皆さんは、お金が欲しいですか?
皆さんは、お金が大好きですか?
私は、お金が欲しいし、お金が大好きです(笑)
日本では昔からお金にまつわる話を家庭でするのは、なんとなくタブー視されてきたような気がします。
なので、大きな声でお金が欲しいとか、好きだとかいうと下品だと思われます。
だけど実際は、みんなお金欲しいし、お金大好きなんですよね。
だから占いで金運に関するネタは人気だし、神社に参拝する時も金運を上げてくださいってお願いする人も多いです。
今回はそんな金運が爆上がりするかもしれないという神社に参拝にあがらせていただきました。
とても有名な神社なので、知っている人も多いのではないかと思います。
- 宝当神社がどんな神社なのか
- 宝当神社への行き方
- 宝当神社へのおすすめの参拝方法
- 宝当神社へのおすすめの参拝時間
もくじ
宝当神社とはどんな神社
まず、宝当神社がどこにあるのかです。
住所は、佐賀県唐津市高島523 になります。
Googleマップで見ると、こちら。
そう、この宝当神社は唐津湾に浮かぶ高島という島に鎮座されています。
宝当神社の御祭神
宝当神社の御祭神は、神話に名前を連ねる神様ではありません。
室町時代に活躍した武将。
野崎隠岐守綱吉命
実在した人になります。
御神徳は、「当たりを招く、金運を招く、勝負運・出世運を招く、運と福を招く」となっています。
御祭神 野崎隠岐守綱吉の武勇
なぜ武将が、高島の神社に祀られているのか?
御由緒やWikipediaの内容をまとめてましょう。
綱吉は、信州の生まれで豊後の大友義鎮公に支え数々の軍功を上げた人物だったようです。
その後、義鎮公が肥前国草の城主として草野鎮永に迎えられます。
そして1574年に草野城が龍造寺隆信という戦国大名率いる5400の軍勢に取り囲まれるのですが、この戦で綱吉は矢面に立ち奮闘して退けます。
ただこの活躍で、草野家の老臣が綱吉の勇力を恐れ、妬まれてしまい、主家に居場所がないように仕向けられてしまうのです。
これがきっかけとなり、綱吉は夜陰に紛れて小舟で高島へと逃れることになりました。
綱吉が去った後の草野城がどうなったかは、想像に易く再びせめてきた龍造寺に陥城することになります。
時に綱吉はというと、高島を襲った海賊と激闘を交わしている。
吉井荊娯なる人物が海賊 火山神九郎の手下30人余りを引き連れて高島の人家を襲い、穀物や金銭を強奪した。
これを聞きつけた綱吉は、飛ぶ鳥の如く賊の船に飛び乗り、バッタバッタと賊を薙ぎ倒したのだ。
30人余りの手下は、気づけば5人まで減っていたといい、綱吉に命乞いをしたのだとか。
綱吉自身も、骨折、流血をしていたらしい。
そして、この綱吉の勇力を聞いた海賊は高島へは襲ってこなくなったそうです。
その後、綱吉は1585年に嫡子を得るも翌年1586年に病に侵され逝去されました。
高島の島民は綱吉の弔いを厚くし祠を建立。
この祠がのちの宝当神社となるのです。
宝当神社の名前の由来
さて、そんな宝当神社ですが、神社で配布されている略儀を読んでみると宝当の名前がついたのは1901年(明治34年)となっています。
当時、島の産業である製塩業が盛んになり島の経済が潤っていたそうです。
潤いをもたらしてくれたお礼として綱吉が祀られた神社に「寶當神社」と記された石造りの鳥居を奉納。
この頃より宝当神社と呼ばれるようになったそうです。
参拝客に宝くじの高額当選者が続出
そして、今日の宝当神社を全国的に有名にしていったのが、宝くじの高額当選者が続出したという話が広まったからである。
実際に参拝されたことのある方は、ご存知だと思うが宝当神社の拝殿の中には沢山の手紙が貼られています。
それはどれも、宝くじの高額当選を果たした当選者からのお礼の手紙や当選証明のコピーなどです。
私もその数と、内容(当選金額)にびっくりしました。
あの手紙を拝見するだけでも、金運が上がりそうです。
注)個人名や名刺と共に貼られているものもあるため、写真を撮るのは控えた方が良さそうです。
また、拝殿に上がっての参拝になるので、そもそも写真は控えた方がいいですね。
宝当神社へ行き方
そんな宝当神社への行き方になります。
島になるので、当然に船に乗りますが、その乗り場である宝当桟橋までの道のりをご紹介します。
JRから徒歩で向かう場合
まずJR唐津駅から行く場合は、徒歩で約15分〜20分ほど。
個人差はありますが、大体それくらいでしょう。
今はGoogleマップなどを利用すればルートは間違えないと思います。
ただ、駅から向かうのであればタクシーを利用した方が楽なので不安な方は迷わずタクシーを利用しましょう。
「宝当桟橋まで」と伝えれば、連れていってもらえます。
車・バイクで向かう場合
車の場合は唐津城の駐車場(有料)を利用するのが一番近いです。
バイクの場合も専用駐車場(こっちは無料)があります。
駐車場からは、南西側にある城内橋を渡り宝当桟橋に向かいます。
桟橋に着くと、チケットを購入します。
チケットは、出港の15分前から販売されます。
チケットを売ってそうな小屋があるのですが、そこではなく桟橋に船員さんが立っているのでそちらで購入してください。
金額は、大人220円・子供110円(2024年9月時点)
時刻表も載せておきます。
唐津発 | 高島発 |
---|---|
7:50 | 9:00 |
10:00 | 10:45 |
11:40 | 13:20 |
14:00 | 15:00 |
16:00 | 17:00 |
船は大きくはありませんが、客室は空調が効いているので夏は涼しいし、冬は暖かいと思います。
船尾側はオープンスペースで、優先席と一般席がありますが数は多くありません。
また、船尾の一般席に関してですが、船のエンジンの真上に設置されているので出航して唐津湾に出るとエンジン全開時に相当振動します。
本当に振動が激しいので、太ももがむず痒くなりました。
船尾の席に座る場合は、注意してくださいね。
船に乗ったら、10分ほどで高島へ到着します。
高島へ到着すると、徒歩2〜3分で宝当神社に到着します。
案内板があるので、土地勘がなくても迷うことはありません。
おすすめの参拝方法と時間
ここからは、おすすめの参拝方法と私が思ったおすすめの時間についてご紹介します。
おすすめの参拝方法
宝当神社は、なんといっても金運の御神徳にあやかれるということで宝くじを購入した後に参拝すると当選するかもしれません。
宝くじは、島に幾つかある縁起物屋さんのうち、「宝当乃館」という場所で宝くじを購入することができます。
通常の宝くじに加えて、ナンバーズ、ロト、スクラッチなどの購入もできるので好きな宝くじを買ってください。
もちろん、買わなくてもいいですけどね。
運試しと思って、楽しむのも一興かと思います。
宝くじを購入したら、宝当神社に参拝に上がりましょう。
宝当神社は拝殿に靴を脱いで上がるスタイルです。
そのため、靴下にも気を遣ってくださいね(笑)
穴の空いた靴下を履いていると逆に運気を落とすかもしれませんよ。
拝殿に上がったら、一般の参拝方法で問題ないかと思います。
お賽銭をそっと入れて、二拝二拍手一拝ですね。
参拝を済ませたら、左手の壁に高額当選を果たした当選者から送られた手紙が貼られています。
そちらにも、目を通しておくと金運にあやかることができるやもしれません。
また、反対側の壁には御祭神である野崎隠岐守綱吉命の絵が飾ってあります。
凛々しく格好のいい絵になっていますので、ぜひご覧ください。
注意事項として、本殿の撮影は禁止されています。
これもしっかり守りましょう。
ご祈祷を希望される場合
ご祈祷を希望される場合は、前もって宝当神社へ連絡をしてください。
基本的に予約制になっています。
連絡なしで当日行っても、神主さんがいない場合もあるため必ず事前に連絡された方がいいです。
ご祈祷の受付時間は10時20分から午後2時30分までとなります。
参拝した後は、裏参道に回って本殿の床下にある祠にも参拝に上がっていただきたい。
この祠の下、地中深くに御祭神である野崎隠岐守綱吉命の御遺体が安置されていると言われているからです。
忘れずに参拝にあがっていただければと思います。
あくまで個人的なおすすめ参拝方法
私個人的にお勧めする参拝方法としては、まず島の氏神様をお祀りしている塩屋神社に参拝してから宝当神社へ参拝する流れが綺麗な気がします。
塩屋神社も、港からは徒歩で7~8分ほどで到着します。
こちらも案内があるので迷うことはないかな。
もしくは、宝当神社にお参りした後でもいいとは思います。
あくまで、私個人が参拝して思ったことなので、参考までに。
おすすめの参拝時間
これはあくまで私が思うおすすめの参拝時間ですので参考までに捉えてください。
まず、高島へ7:50の一番最初の船で渡ります。
この時間は、その日にもよると思いますが人が少ないからです。
そもそも、宝当神社には島民の人が、参拝されている姿は拝見できませんでした。
そのため、船に乗る人=参拝客と考えて差し支えないと思います。
中には釣り目当ての方もいるみたいですが。
参拝時は先ほど書いた通り靴を脱いでからの参拝になるため、多少なり時間がかかります。
ご祈祷はしないけど、しっかり参拝されたい方は、人が少ない時間がおすすめです。
参拝が終われば、9:00の船で宝当桟橋に戻るのもありです。
しかし、1本遅らせて10:45の船で戻るのもいいかもしれません。
私が今回そうしたのですが、参拝客が完全にいなくなるので、2度3度とゆっくり参拝することができます。
ただし、そうなると島に3時間滞在することになります。
何もない島なので、時間が勿体無い場合はやめたほうが無難ですよ。
私の場合、猫の写真や島の風景の写真を撮ることも目的だったので3時間はあっという間でしたけど。
最後に
高島は本当に小さな島になります。
当然そこに住まわれている人たちがいて、私たちはお邪魔させていただく側になります。
変に騒いだりして、島民の方の迷惑になるような行為は絶対にやめてください。
これは、島に限ったことではなく、どんな場所でも周辺住民の迷惑になるような行為はやめるべきです。
また、ゴミについても持ち帰るのがマナーだと思います。
せっかくの金運も、自分の取った行動次第で台無しになりますからね。
宝当神社関連Webサイト:https://houtoujinja.jp/