2026年にあえてSony α7IIを選ぶのはアリか?12年落ちの名機を今使う理由

こんにちは。ユウロウです。

今回は、2026年にSony α7IIを使うのはアリかナシかというテーマになります。

と言っても私が現在使っているフルサイズがα7IIです。

そのため、個人的には「アリ」一択となります。

しかしながら、2025年にα7Vが登場しα7IIなんて見向きもされないカメラになったような気もします。

私も最新のカメラを使ってみたいってのはありますけど、40万前後のカメラをポンっ!と買えるわけもありません。

コストだけを見るとα7IIは10万円を切る価格で中古販売されています。

これは結構魅力的だと思うんです。

まあ、中古なので大手を振ってお勧めできるものではないですけどね。

SONY α7IIの写真

α7IIの中古市場価格

私がメインで使っているα7IIですが、2026年の中古市場価格はどれくらいでしょうか。

ボディ単体で「6万円台前半から8万円台」ってボリュームゾーンになっています。

カメラのキタムラやマップカメラのサイトを見るとそれくらいです。

球数も豊富なので、比較的良品も多い印象でした。

α7IIのスペック

α7IIが販売されたのは、2014年12月。

今年は2026年になるので、12年前のカメラになります。

そんなα7IIのスペックは以下の通りです。

項目スペック
センサー35mmフルサイズExmorCMOS
(表面照射型)
有効画素数約2430万画素
手ブレ補正ボディ内5軸手ブレ補正
AFシステムファストハイブリットAF
動画フルHD
マウントソニーEマウント
重量約556グラム(本体のみ)

主なところで、これがα7IIのスペックです。

α7IIのデメリット

では、次にα7IIのデメリットな部分を書いていきます。

デメリット1:表面照射CMOSセンサーである

有効画素数は約2400万画素ありますが、センサーは表面照射型CMOSセンサーとなります。

そのため、高感度耐性(暗い場所でISO感度を上げたときに、どれだけ画質を綺麗に保てるか)が低い。

現在の主流は、裏面照射型CMOSセンサーです。

α7IIの後継機であるα7IIIは裏面照射型CMOSセンサーとなりこの辺が改善されていたりします。

表面照射型CMOSセンサーと裏面照射型CMOSセンサー

雑学程度に簡単に表面照射型CMOSセンサーと裏面照射型CMOSセンサーの違いを記載しておきます。

表面照射型CMOSセンサー

表面照射型CMOSセンサーは光を受けるフォトダイオードの上に配線(回路層)がある構造。

例えば光を受けるフォトダイオードが窓とするなら、窓の前に格子があり光が遮られたり、反射したりして取り込める光が目減りします。

裏面照射型CMOSセンサー

対して裏面照射型CMOSセンサーは、配線(回路層)が表面照射型CMOSセンサーと逆になっており、フォトダイオードの下にある構造です。

そのため、光を受ける窓に遮るものがないので効率よく光を取り込めます。

絶対に裏面照射型CMOSセンサーがいい!ってわけでもなく、オールドレンズと呼ばれる古いレンズを使用する場合は表面照射型CMOSセンサーの方がマイルドな描写になるそうです。(私はオールドレンズを使ったことがない。)

とはいえ、α7IIでもレンズに関係なく十分に綺麗な写真は撮れますよ。

デメリット2:バッテリー持ちが悪い

α7IIに採用されているバッテリーパックはNP-FW50というバッテリーです。

後継機であるα7IIIから採用されているNP-FZ100と比べると圧倒的にバッテリー容量が少ない。

これにともなって、バッテリー持ちが悪いです。

どれくらい違うかというと。

 NP-FW50NP-FZ100
容量1020mAh2280mAh
撮影可能枚数
(ファインダー使用時)
約270枚約610枚(α7III使用時)

比較すると倍以上違うのがわかります。

α7IIで1日中撮影をしたいという場合は、予備のバッテリーパックが3つは欲しいところです。

2つでもいいのですが、モバイルバッテリーを使って1つを充電しておかないと1日中の撮影は正直無理です。

実際に私も、バッテリーパックは2つで運用しています。

1つ使い切ったら、2つ目に交換して、充電器をモバイルバッテリーに繋いで充電します。

互換バッテリーは絶対使うな!

ちょうどバッテリーの話になったので、追記です。

バッテリーに関しては、互換バッテリーは絶対に使わないでください。

互換バッテリーでも問題なく動くとは思いますが、下手をするとカメラ本体を壊すことになります。

中古機であったとしても、カメラは結構いい値段です。

壊れるとかなり辛い思いをします。

ですから、互換バッテリーは絶対に使ってほしくはないです。

互換バッテリーは安価ですが、その代償がカメラ本体の故障となると目も当てられません。

ましてや、これが新品のカメラなら保証期間であってもメーカー保証を受けられないです。

中古機でも販売店が1ヶ月〜6ヶ月くらいの保証をつけてくれるところもありますけど、当然保証対象外になってしまいます。

ただ、私の場合、外出先での充電器については純正品ではなく互換性のある充電器を使っています。
理由は、純正品だとコンセントが必要だからです。

モバイルバッテリーと繋ぐのにUSB-Cが使える充電器を使って充電をしています。

デメリット3:操作性

操作性も正直よくありません。

特に撮影中にAF測距点を移動させる操作性が悪い。

何度も引き合いに出してますが、後継機のα7IIIにはマルチセレクターという上下左右にAF測距点を動かせるボタンがついています。

α7IIにはそれがなく、コントロールホイール部分を上下左右に押すことでAF測距点を動かすのですが、コントロールホイールは回転もするため、回転させてしまうとフレキシブルスポットの大きさが変わったりするんです。

そのため、被写体を撮影するときに誤操作してしまうと撮影タイミングを逃してしまいます。

風景や花といった動きのない被写体の撮影の時でも、イラっとなることが多いです。

あとは、録画ボタンの位置です。

グリップの指がかかる位置に録画ボタンがあり、誤って押してしまうことがあります。

これも地味にイラっとするポイントです(笑)

SONY α7II の録画ボタンの写真

デメリット4:連写性能

私はあまり使うことはないのですが、α7IIの連写性能は以下の通り。

設定枚数
Hi使用時最高5コマ/秒
Lo使用時最高2.5コマ/秒

後継機のα7IIIを引き合いに出すと以下になります。

m枚数
Hi+使用時最高10コマ/秒
Hi使用時最高8コマ/秒
Mid使用時最高6コマ/秒
Lo使用時最高3コマ/秒

比較するまでもなく、α7IIは動体撮影には向かないです。

私個人は連写することはあまりないので特に問題ありません。

しかし、スポーツシーンや動物、乗り物などの写真を撮影する場合は物足りないと思います。

私が思う大きなデメリットは以上4点です。

他にもあるかもしれませんが、特に気になりません。

α7IIのメリット

そんなデメリットを踏まえて、あえて今α7IIを選ぶ理由はあるのか。

メリットを挙げてみましょう。

メリット1:手ぶれ補正

このカメラの特筆する点というか褒めるべき点は、2014年発売当時としては世界初となる「5軸手ブレ補正」が搭載されたこと。

最高で4.5段の補正効果を実現しています。

最新のα7Vは中央7.5段、周辺6.5段と圧倒的な手ブレ補正を搭載しており到底及ぶことはないのですが、正直α7IIの手ブレ補正でも十分ではあります。

勿論、低速なシャッタースピードでブレる時はブレますが、しっかりホールドすれば手持ちでもある程度は撮影できます。

全く手ブレ補正のないカメラに比べたら本当に十分な補正力だと思っています。

メリット2:コスト

2026年2月下旬の段階で、SONY α7IIの価格はどの程度でしょうか。

商品状態価格
B(並品)62,600円
AB(良品)72,800円
A(美品)80,400円
カメラのキタムラでの価格

美品でも8万円をちょっと超える価格で並品に至っては6万円台前半で購入できます。

仮に予算が10万円だった場合、AB(良品)機にキットレンズではありますが「28−70 F3.5-5.6」のズームレンズが同じ良品で22,700円なので予算内に収まるんです。

まあ10万円という金額も十分高いですけど。

フルサイズミラーレス一眼と標準レンズで合わせて10万円ならフルサイズデビューとしては「アリ」だと思います。

メリット3:レンズが豊富

写真を趣味で楽しんでいると、レンズも欲しくなってきます。

SONYのEマウントレンズはメーカー純正に加えてサードパーティ製のレンズも豊富です。

私が普段使っているのもサードパーティ製で「TAMRON 28-200 F2.8-5.6(モデルA071)」というレンズです。

SONY α7IIとTAMRON A071の写真

広角寄りの28mmから望遠の200mmまで幅広い焦点距離に対応した高倍率ズームレンズと呼ばれるものになります。

他にも純正の50mm単焦点レンズも持っていますが、もっぱらTAMRONのレンズばかりを使っています。

SONY 単焦点レンズ 50mmF1.8の写真

SONY用のレンズとしては、メーカー純正の無印レンズやグレードの高いGグレードのレンズやさらに上位のGMグレードのレンズがラインナップされています。

ただ、GレンズやGMレンズは、とても素晴らしいレンズなのですが、中古価格でもα7IIより高いので手が出ません(涙)

サードパーティ製では、私が使っているTAMRONの他にもSIGMAや七工匠、サムヤンといったメーカーのレンズがあります。

純正のGレンズ、GMレンズは高いけどサードパーティ製ならって感じで豊富なレンズラインナップがあるのは嬉しいです。

メリット4:軽量である

スペックのところで触れていますが、α7IIのボディ重量は「約556グラム」です。

後継機のα7IIIが「約565グラム」、α7IVが「約573グラム」、最新機種のα7Vが「約610グラム」になります。

他メーカーだと、NikonのZ5で「約590グラム」、Z5IIで「約620グラム」。

CanonのEOS R6markIIが「約588グラム」、R6markIIIで「約609グラム」。

フルサイズミラーレス一眼としてはα7IIは比較的軽量です。

といっても適度な重量は感じるので所有感もあります。

他とそんなに差はないのですけど、軽いというのは正義です。

組み合わせるレンズによっては1キロなんて余裕で超えますけどね。

メリットは当然にデメリットも愛すべき相棒

さて、つらつらとデメリットを並べ立て、メリットも書いてみました。

しかし、α7IIを愛機として使っている私からすると、その全てが愛しいのです。

表面照射でも何ら問題ありません。

バッテリーの持ちの悪さも問題ありません。

操作性の悪さも問題ありません。

どれをとっても、趣味として使うカメラなので何の問題もないのです。

プロが使う仕事用であるなら、使い物にならないのかもしれない。

しかし、趣味として使うのであれば、使い勝手の悪さも愛すべきポイントです。

むしろその使い勝手の悪さが、楽しさになります。

イラっとすることもありますけどね(笑)

まとめ:大切なのは楽しむこと

たしかに最新機種は魅力的です。

メーカーの粋を集めた最新機種は圧倒的な性能を誇ります。

YouTubeを観ても、カメラ系YouTuberがこぞって最新機種をレビューしているのを観ると「いいなぁ」とは思います。

メーカーとしても、最新機種を売りたいのでインフルエンサーにプロモーションを頼むのは当たり前な時代です。

でも、あれはエンターテインメント。

現実を見た時に、数十万円する最新機種はとてつもなくハードルが高い。

ただ、目的は最新機種を手に入れることでしょうか。

最新機種を購入して使うことではなく、写真を撮ることこそが目的です。

そして、写真を撮ることを楽しむことです。

であるなら、予算の中で最高の相棒を手に入れればいいと思います。

α7IIは2026年で12年落ちのカメラですが、ミラーレスではなく一眼レフの18年落ちや20年落ちのカメラでフォトコンテストに入賞している人も大勢います。

趣味として写真を撮るならば、2026年の今にあえてSONY α7IIで楽しむのもありなんです。

中古カメラをおすすめしている訳ではないのですが、写真を撮るという目的ならば中古も十分ありという話でした。

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