梅雨入りを目前に控えた、ある日のツーリングの話。
目的地は、大分県大分市にあるつけ麺の店「はぐるま」。
私が大分で唯一知っている、こだわりのつけ麺店です。
ただ、まっすぐゴールを目指すのはつまらない。
だから今回は、阿蘇の大観峰を経由して向かうことにしました。
曇天の中を駆け抜ける――ツーリング、いよいよスタートです!
もくじ
【出発】福岡2りんかんから道の駅で合流
今回のスタート地点は、福岡市博多区半道橋にある「福岡2りんかん」。
スタートメンバーは、4人。
ここから、もう一人のメンバーと合流するため「道の駅 筑前みなみの里」を目指します。
国道3号線から御笠川4丁目北交差点を経由し、宇美町方面へと迂回して向かいました。
「道の駅 筑前みなみの里」は、朝倉郡筑前町にある人気の道の駅です。
直売所には旬の野菜や果物が並び、手作りの惣菜や焼きたてパンも販売されています。
人気のある道の駅で、休日は多くのお客さんが訪れるスポットです。
さすが道の駅というだけあって、駐車場は200台以上。
バイク用の駐輪スペースもきちんと用意されているので、ライダーにとっても安心です。
無事に5人目のメンバーとも合流完了!それぞれのエンジン音を響かせながら、次なる目的地・日田を目指します。
【聖地巡礼】進撃の巨人×大山ダム
道の駅 筑前みなみの里を後にして、経由地として設定していた「大山ダム」へ。

なぜ大山ダムなのかですが、ここにはある像があります。
「進撃の巨人」のキャラクター、エレン、ミカサ、アルミンの像が設置されているんです。

大山ダム自体をアニメの世界に出てくる都市を囲む巨大な壁に見立ててるんですね。

像の近くにQRコードが載っている看板があるのですが、そのQRコードを読み取って登録するとARでアニメのシーンを再現出来るみたいです。
ただ、スマホの電波状況が良くなかったので、今回はAR体験を断念しました。
日田市は作者である「諫山創」先生の出身地のようです。
この大山ダムの像以外にも、進撃の巨人ミュージアムなどもあります。
ファンの聖地になっている場所ですね。
さて、休憩を終えて改めて阿蘇の大観峰をめざして出発です。
【絶景】阿蘇・大観峰へ初訪問
大山ダムから走ること、およそ1時間ほど。
周りの景色は阿蘇らしい開けた気持ちのいい風景が広がります。
まさにツーリングの聖地にふさわしい風景です。
そして、今回のツーリングの目的地の一つである「大観峰」へ到着しました。
阿蘇には何度か来ていますが、大観峰に立ち寄るのは今回が初めてです。
駐車場は観光バスが止まっている駐車場の手前を右折して少し下ったところにある第二駐車場がオススメですよ。
大観峰とは
大観峰は、熊本県阿蘇市にある北外輪山の最高峰(936m)にある展望所です。
阿蘇五岳や久住連山などを一望することが出来ます。
もともとは遠見ヶ鼻(とおみがはな)と呼ばれていた場所ですが、徳富蘇峰(熊本出身で明治の文豪、ジャーナリスト)によって大観峰と名付けられたそうです。
「大いに観るべき峰」で大観峰なのですが、諸説あります。
大観峰からの風景
いくつか写真を撮影したので、載せておきます。


少しモヤがかかったような風景でしたが、雄大な景色に心が洗われました。
大観峰を堪能して、いよいよ最終目的地であるつけ麺屋へと向かいます。
【人気つけ麺】大分『はぐるま』へ
大観峰を出発して、のんびり向かうこと1時間30分ほど。
途中、国道57号線の中九州横断道路を使い竹田市の竹田ICから大分市の犬飼ICまで、一気にワープします。
この区間は、2025年6月現在は無料区間になっています。
はぐるまの順番待ち
程なくして目的地である「はぐるま」へ到着しました。
到着した時刻は14時。
お店は、側道のような場所にあり、道の両側に車が止まっています。
混雑時は不明ですが、我々が到着した時間は割と駐車スペースがありました。
そして、さすが人気店というべきか昼時ではないものの、7組待ちでした。
順番は記名式で、紙に名前と電話番号を書きます。
電話番号は任意ですが、車などで待つ場合に電話で知らせてくれるみたいです。
夏場は暑いので車で待てるのは嬉しいですね。
ただバイクだと涼めないので、日陰を見つけて避難するのをオススメします。
はぐるまの店内
店内はテーブル席が4卓で(4人卓が3つ、6人卓が1つ)
カウンターが、7席。
木の温もりを感じることの出来る内装が素敵です。
カウンターテーブルもカウンターの椅子も木製。
もちろんテーブル席も全て木製になっています。
お手洗いは、一番奥にありました。
はぐるまのメニュー(期間限定除く)
メニューは、以下の通り。
価格は2025年7月時点のものです。
つけ麺
商品名 | 価格(税込) |
---|---|
塩つけ麺 | 880円 |
醤油つけ麺 | 880円 |
はぐるまスペシャル(塩・醤油共通) | 1,030円 |
こってり鶏白湯つけ麺 | 1,000円 |
こってりスペシャル | 1,080円 |
※麺の量は並盛で300グラム。大盛りは1.5玉+70円、2玉+150円。ミニサイズは各100円引きで注文可能です。
らー麺
商品名 | 価格(税込) |
---|---|
塩らー麺 | 750円 |
醤油らー麺 | 750円 |
海老塩ワンタン麺 | 900円 |
ガーリック醤油らー麺 | 850円 |
大分ブラックらー麺 | 850円 |
ミニらー麺(塩または醤油) | 650円 |
※らー麺は大盛り+50円、替玉+100円で対応可能です。
今回注文したつけ麺
今回、私が注文したのは「はぐるまスペシャル(醤油) 麺2玉」です。
はぐるまスペシャル 1,030円+麺二玉 150で合計1,180円になります。
人気は「こってり鶏白湯つけ麺」のようですが、以前食べたことがあるので、今回は醤油にしました。
大盛りの麺量は記載がないです。
でも、麺が並盛で300グラムなので、2玉だと600グラム。
1.5玉だと450グラムです。
着丼したのがこちら。

スペシャルの特徴は海老ワンタンが乗っていること。
それ以外は、味玉、チャーシュー、鶏チャーシュー、メンマ、小松菜?です。

通常でかなりトッピングが豪華な印象。
スープの方は、ネギと焦がしニンニクかな?

薄さは感じないガツンとくるスープ。
塩味が強い印象ですが、私はこれくらいのほうが好きです。
2玉だと最後薄くなるかなと思っていましたが、結構最後までしっかりしていました。
最後はスープ割。
スープ割の写真を撮り忘れてしまいましたが、提供が変わっています。
大体はポットに入ったスープを入れて割る感じですが、こちらは割りスープが陶器の入れ物に入って提供されます。
一緒に小さな器と木製のレンゲもついてきます。
このスープ割はどう楽しむのが正解なのか……。
店員さんに聞けばよかったのですが、今回も前回と同じく“勘”で挑みました。
ちなみに、割りスープも塩味がしっかりしています。
つけスープ少々、割りスープ多め・・・1対2とかでしょうか。
ただ、ちゃんと楽しみたければ店員さんに聞いて下さい(笑)
本当に美味しいつけ麺です。
ごちそうさまでした。
今回のツーリングのまとめと、次の目的地は…?
今回は、熊本の大観峰を回って大分にあるつけ麺の「はぐるま」を目的地にしたツーリングでした。
梅雨入り直前で天気は曇天でしたが、お陰様で暑くはなく快適だったのでよかったです。
目的のつけ麺は、わざわざ足を運ぶ価値あり。
今度は塩つけ麺を頂きたいな。
さて、次回のツーリングは、真夏のツーリングになると思います。
目的地は決めていませんが、実家のある宮崎方面への下道ソロツーリングか、仲間と一緒に愛媛県の今治市に「焼豚玉子飯」を求めての1泊ツーリングにしようかと思っています。
次はどんなツーリングになるのやら。
では次回も読んでもらえると嬉しいです。