お疲れさまです。
ユウロウです。
皆さんは映画を観るのに映画館に行きますか?
それとも、リアルタイムではないもののDVDのレンタルで楽しみますか?
はたまた、AmazonプライムやHuluといった配信で楽しみますか?
私はもっぱら配信派で、滅多に映画館に行きません。
配信だとネット環境さえあれば、いろいろな映画が自宅で楽しめます。
だから、結果的に内容がくだらなくても損した気分にはなりません。
そんなくだらない映画を1本観たのでご紹介したいと思います。
それは、「大怪獣のあとしまつ」です。
これから観たいと思っている人はネタバレなので読まないでくださいね。
思っていたのと違う。。。
この映画、私が想像していたのは、ヒーローが倒していく数々の怪獣のあとしまつをジャンジャンこなして、それをコメディにまとめたものだと思っていたのです。
倒したら倒しっぱなしで、実は裏ではこんなに困ってました的な映画なんのかなぁ〜と。
しかし蓋を開けてみれば、1体の怪獣のあとしまつに四苦八苦する映画でした。
コメディだとは思うけど・・・
怪獣という生物の死骸に対して、処理をどうするか困り果てる政府。
死骸は発生した国の責任だと非協力的な隣国。
政府は未知の細菌の発生や放射能の有無などを調べて安全宣言を出したら、今度は観光資源目的に怪獣を引き渡せと手のひらを返す隣国。
政府も観光資源として、活用する方法を模索しだす・・・と思ったら腐敗した死骸から破裂すると悪臭を放つ隆起物が出来てしまう。
改めて手のひらを返す隣国。。。
この辺のやりとりはコメディ感があります。
あたふたする政府の人間はお約束な感じもあり、新鮮味はないですね。
有害物質はないとしていたが、未知の菌糸が発見されるも政府は発表を隠すってあたりも、お約束ですね。
一向に進まないあとしまつ
映画の中盤を過ぎても、とにかく進まない、あとしまつ。
怪獣が川に倒れているので、上流のダムを破壊して海に流すなんて方法も取られるが失敗。
おまけに謎の菌糸の影響で、キノコ化することが判明。
人間の体にも全身にきのこが生えてくるのだ。
なんともくだらない。
さらに、余計なのだが、主人公とヒロインの恋愛模様も軽く入れてくる当たり・・・もうごちゃごちゃである。
そして話は最終作戦的な方法に流れていく・・・
まさかのあとしまつ
八見雲氏の発案した上昇気流作戦にスーパーコンピュータ富岳の計算を加えた新たな作戦で怪獣の隆起物にミサイルを打ち込むことが決定される。
それとは別に、主人公は元々の上昇気流作戦を実行に移す。
主人公が怪獣の体にとりつき、直接アンカーのようなものを打ち込むのだが、同時にミサイル作戦も開始される。
隆起物に気流が発生するも、ミサイルも着弾し主人公は高度から落下し地面に激突します。
主人公、、、死ぬの?と思いつつあとしまつどうするんだろうと思っていたら・・・ムクっと主人公が立ち上がり・・・まさかの・・・まさかの・・・変身。。。
Mなんちゃら星雲からきた某有名巨大ヒーローのような巨大な何かに返信して怪獣とともに宇宙に飛び去るのだ・・・。
巨大な何かは影のみで、その全容は明かされないまま。
ヒロインがそれに向かって敬礼し「ご武運を!」と声をかけて幕を閉じます。
え?
これで終わり?
というのが、率直な感想です。
圧倒的置いてけぼり感
映画のどんでん返しは、あっと驚く感じとスカッとする爽快感が欲しいものです。
主人公がもしかしたらという感じは映画なの中にありましたが・・・あとしまつの最終的なやり方が宇宙に飛び去る方法を選ぶとは残念。
そもそも「ご武運を!」ってのも、怪獣倒れてるし・・・武運を祈る必要なんてない。
お金を払って、映画館に観に行った人たちはこれが面白かったのだろうか。それともがっかりしたのだろうか。
私はがっかりした方です。
観ている側を思いっきり置いていく感じ・・・ドSですね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
皆様に大きな幸せが訪れますように。